ピアノ教室をお探しの親御様の中には、「この教室は、一体どれくらいの年齢の生徒さんが通っているのだろう?」と気になる方もいらっしゃるかもしれません。教室によって、通われている生徒さんの年齢層は様々です。
そこで今回は、当教室に通われている生徒さんの学年について、また学年毎のレッスンの進度や特徴についてお話したいと思います。
生徒さんの年齢層
当教室では未就学児~大学生までの方を対象としたレッスンを行っております。
その為、生徒さんの平均年齢は低く、未就学児~小学校の生徒さんが大半を占めております。特に人数が多い学年は、年長さんと小学1年生です(2021年現在)。
当教室の男女比率は5:5で、変動はあまりありません。
最近では、ピアノを習う男の子が増えており、男女比率の差は無くなってきています。
ピアノを始める時期
多くの親御様が、「ピアノはいつから始めるのがベストなのだろう?」と疑問に感じると思います。
私の経験からすると、5歳からレッスンを始める方が一番多い気がします。
一概にピアノは何歳から始めた方が良い!ということはありませんが、一つの基準として右手左手の区別がつき、12345までの数字を理解出来た時期からでピアノを始めるのがベストなタイミングだと思います。
学年別のレッスン内容
ピアノを始める年齢によって、レッスンの内容や教材は異なります。今回は、年齢によってレッスン内容がどのように変わるのかを説明したいと思います。
3歳〜5歳
3-5歳からピアノを始める場合、当教室ではいきなり五線譜の音符を使わず、絵音符からスタートします。
始めから、鍵盤の位置と五線譜を覚えて、楽譜を見ながら正しい指使いで鍵盤を押すという動作は小さな子供達にはとても難しいことです。
そこで、当教室では絵音符を使い、楽譜を見ながらピアノを弾くことに慣れるところから始めます。導入期に適切なレベルの課題に取り組むことで、「できた!たのしい!」という気持ちが生まれ、楽しくピアノを学ぶことが出来ます。
※絵音符とは 五線譜の音符ではなく、「どんぐり」や「レモン」などの絵が描かれており、その絵と鍵盤をリンクさせ(どんぐり=ド♪)ピアノを弾きます。
年長さん〜小学1年生
年長さんになると、初めから五線譜の音符を使いレッスンを行います。
しかし、いきなり大量の音符を覚えるという事はなく、一音一音ゆっくり、丁寧に繰り返し覚えていきます。
音符カードでゲームをしたり、実際に自分で音符を書いてみたりと学習方法は様々です。進度はゆっくりですが、その分着実に読譜力が身につきます。
小学2年生以降
小学2年生以降にピアノを始める場合は、一度に3-4個の音符を覚えていく教材を使用します。
一回に覚える音符の量は多いですが、小学2年生以降の場合、学校でも音楽の授業があるので、比較的スムーズに音符を読むことが出来ます。
今回は、当教室の生徒さんの年齢層や、ピアノを習い始めるタイミングなどについてお話してきました。
今後もピアノ教室を探している親御様にお役に立てる情報を発信していきたいと思います♪